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エリカ・バドゥ ライブ |
静かな雰囲気から、ゆったりと始まっていく。そうこれからお姫様登場的な軽く緊迫した雰囲気の中から透明度の高い音のなかコーラスが始まる。そう、バドゥを呼び出す声だ。その声のなかからエリカが歌い始める。優しい雰囲気の中からエリカの緊迫感のあふれる声が全体に響きそして満たしていく。宗教の始まるかのような緊迫がエリカを包む雰囲気なのだろう。
とにかくはポップさのかけらもなく、ひたすら歌いこんで行く、彼女のライブが緊迫という凄まじいテーマの中でじっくりとうたいこまれていく。本当にすごい歌手だ。過去、ここまでの女帝はいたのだろうか?そういう雰囲気を漂わせながら、彼女は歌いこんでいく。その声を支えるバックの、そう、演奏に注目向かわせようとする雰囲気もプレイもない、そうエリカの世界を完全表現するためにバンドは楽器を歌わせ始めるのだ。その緊迫した演奏と歌は本当に素晴らしいものだ。他で果たしてここまでのライブを聞くことができるのであろうか?そうソウルライブの真骨頂とでもいえそうな彼女の歌声は世界中を彼女に向かわせるのだ。本当にすごいライブだ!なんだろう、歌をしっかりと聞かせる方向で作られていてもバンドはしっかりと自分たちを表現しているのだ。凄まじい大傑作ライブ盤だ。何年たってもこの緊迫感とすごさはなくならい。本当に素晴らしすぎるライブ盤だ。
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曲目 |
1.Rimshot
2.Other Side Of The Game
3.On&On
4.Reprise
5.Apple Tree
6.Ye Yo
7.Searching
8.Boogie Nights/All Night
9.Certainly
10.Stay
11.Next Lifetime
12.Tylone
13.Next Lifetime
14.Tyrone(Extended Version)
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